1903年(明治36年)に建てられた教会は、115年を経ています。境内の正門を入ると、大きな、「天主堂」という文字が目に入っています、これは珍しいことだと思います。現代の教会堂には「カトリック教会」という名が付けられています。「天主堂」という名を見ると、そこにはもう歴史があるわけです。しかし、「天主堂」という文字は、私にとって親近感があります。なぜなら、私の故郷の教会堂も「天主堂」と呼ばれているからです。
もう一つ、私の目に入ったのは「国指定重要文化財」という表示です、つまり、この建築は、カトリック教会にとって聖なる場所であり、また、国にとっての宝でもあります。